2007/01/06

2002年7月23日 治療入院②

治療入院② 7月23日第一回目治療

治療は午前中に行われる、従って、朝食は抜きだった、
治療後6時間は絶対安静なので、結局昼食も抜きになる。

治療用のベッド(台)にのって治療室に入る、血管造影の
時の様な広さもなければ、人も主治医とサブの医師と
看護師(今回から看護師と呼ぶ)だけで、何となく寂しい。

銀色をした大きな袋から、鮮やかなブルーの紙を何枚も
取り出し、おっさんの体の上下に敷く、まるで死体に
ブルーシートを被せる様に・・・

治療に用いる種々の道具が袋から出される、みんな新品の
様に見受けられる。

準備が終わるとおっさんの右腹あたりを消毒している、
ガーゼで拭くなどと言った生易しいものでは無く、
消毒液のビンから直接消毒液を体にかけている。

そして超音波の検査機械を用いて治療すべき腫瘍の位置を
確認している、こんなやり方で位置を特定し腫瘍を刺す事
が出来るのか疑問に感じた、もっと科学的なやり方がある
様な気がした。

右腹がチクリとした、麻酔薬を注射したのだろう。
しばらくすると右腹に圧迫感を感じた、細いカテーテル
を刺したのだろう、体の中まで刺しているが痛みは無い、
人間の体はこんな時、痛みを感じないのだろうか??

やがて強烈な圧迫感に襲われる、痛くは無いのだが
内臓が強烈に圧迫され思わず顔がゆがんだ。
「肝臓を引きちぎっている」と言う表現が適切だろう
これが肝生検かと感じた。

必要な部位はうまく取れたのだろうか?

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