2007/03/04

「ウサギ」のつもり


2月まで閉鎖されていた稲荷山コースがオープンになったのでさっそく
登ってきた。

尾根づたいのコースなので、登り口からいきなり急な階段になっており、
あまり好きなコースでは無い、しばらく階段を登って行くと、このコース
の名前の由来ともなった「旭稲荷」がある(写真をクリックして下さい)。

ここで、ふっと初めてこのコースを登った時の事を思い出した。

一年程前の事である、登り口から15分程登った処で、おっさんの前を
70歳過ぎのおじいさんが杖を使いながら登っていた、足が多少悪い様子
でゆっくりと「カメ」の歩みで登っていた。

このおじいさん最後まで登れるのだろうか、と心配しつつも、おっさんも
あの歳まで登れたらなと思いつつ、横目で見ながら追い抜き先を急いだ。

初めてのコースだった事もあり、途中でペースを乱し2分程度の立ち休みを
2回程したが、頂上直前の五号路との合流点までは長い休憩は取らずに来た。

合流点で休憩していると、おっさんの目の前を、あのおじいさんが「カメ」
の歩みで通り過ぎていった。

な~に~・・・、近道なんぞ無かったぞ~・・・・
と言う事はあのおじいさんよりも、おっさんの方が遅いと言う事か?

ガーン!( ̄□ ̄;)!!ゴーン!(; ̄□ ̄;)!!ギーン!(; ̄□ ̄;)!
く("0")>なんてこった!!

あわてて後を追うようにして、頂上までの階段に挑んだ、二人とも年甲斐も
無く、階段を抜きつ抜かれつ、頂上にはほぼ同時にたどりついた。

「ウサギとカメ」の話は本当だったんだ!、と言うか「ウサギ」のつもりで
いた自分の愚かさに気が付いた。



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