2007/02/04
番外編 武者修行(横浜)
ある日、おっさんの部下に最近ダーツに凝っている事を
話した事がある、さっそく是非一緒に遊びましょうと言う
事になり、横浜の某ダーツバーに遊びにいった。
ダーツを最初に覚えたお店で、横浜はレベルが高いので
気を付けろと教えられていたので、少し戸惑ったが、若手に
誘われたのでしり込みも出来ず、遊びにいった。
お店に入ると、グルっと壁際に一回り二十台以上のダーツ盤が
置いてあり、店の中央はプールバーになっていた。
こんな本格的なダーツバーは始めてだったが、部下のてまえ
驚きを隠しながら、そしらぬ顔をしてゲームを始めた。
上手い奴も、さほどでない奴もいたが、みんなそれなりに
格好よく投げていた。
いよいよ勝負!!、となり4人づつ二台に分かれて戦いが
始まった、ゲームは年寄りの権限でHidden Cricket
に決めたが、若手は普段やりなれていないゲームの様でとまどって
いた。
それぞれ上位二名が予選通過だ、おっさんは見事予選を通過
した、「むふふ・・・口ほどにも無い奴らだ」と内心ほっとした。
決勝戦は熾烈な戦いとなった、後半は一進一退の戦いとなり
気の抜けない状況となった・・・・と思ったが・・・・
あああ~、こいつら・・・、こいつら・・・・・
わざと狙いどころを外している!!、上司であるおっさんに
気を使っている・・・・・!!
それも何気なく、分らない様に・・・・
おまえら、おまえら・・・良い奴らじゃの~
ビジネスマンとしては出世は出来ないかも知れ無いが、
良い仲間と、良い人生を送れるよ、本当に!!
と言う事で、遠慮なく優勝させて戴いた。
今度、こいつ等とやるまでには手加減されない様に修行しておこう
と心から思った。
おでん屋の常連、K君もたまには少し見習った方が良いぞ!!
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