2007/02/09

7月30日治療入院⑤


前回と同様に移動式のベッドに乗って手術室に入る。
前二回と同様の手順を経て、カテーテルを右腹部から
超音波映像を見ながら腫瘍目がけて刺し、腫瘍に刺さった
と思われると、エタノールを注入している、腹部がかー
っと熱くなる。

ああ、あと何回同じような治療を受けるのかな~と思いながら
ボ~としていた。
医師は色々な角度からカテーテルを刺し注入していたが、
右腹部上(胸に近い所)からカテーテルを刺し、エタノールを
注入した時だった、通常は腹部が「かー」と熱くなるのだが
急激には熱くならず、じんわりと熱くなって行く感触があった、
注入したエタノールも中々体の中に入っていかない様子だ。

医師の顔色が変わった、少し自身に満ちた顔に変わった。
エタノールを体の中に押し込む様な仕草を繰り返していた。

そのうち、医師の顔が自身から確信へと変わっていった。
おそらく腫瘍を確実に探り当てたのであろう、患者側から
見ると、腹部の熱くなり方も今までとは異なっている。

過去二回医師が小首を傾げていたのは、腫瘍を探る当てたと
いう確信がもてなかったせいであろう。

数度と無く繰り返しているうちに、医師の顔に少し焦りが
見えた、今回で治療のワンクルーは終わり、次回はCTに
よる治療状況の確認の段取りになっている。
過去二回の治療があまり効果が無かったとすれば、今回の
治療で腫瘍を焼いてしまわなければならないからだろうか?

結局過去二回よりも随分と長い時間を費やし治療を終えた。

後は2日後にCT検査を行い、結果次第で治療の継続可否が
決まる、さてさてどうなる事やら・・・・。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

おはようございます!
更新時間が朝・・・、今日はお休みですか!?
Yちゃんへのプレゼント探しかな?

あっちゃん さんのコメント...

さすがうさこさん、良い読みをしていますな、年始に出勤したので代休です、高尾山まで行ってきましたよ、1~2日中にブログに書きますね!!